山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第7週

令和5年2月13日〜2月19 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:3例(下関1、岩国1、周南1)
【4類感染症】
SFTS(重症熱性血小板減少症候群):1例(下関)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:2例(下関1、山口1)
後天性免疫不全症候群:第6週追加 1例(防府)
梅毒:5例(下関1、岩国1、周南3)
【新型インフルエンザ等感染症】
新型コロナウイルス感染症:2,332例(下関293、岩国226、柳井116、周南337、防府190、山口256、宇部313、長門59、萩57、フォローアップセンター485)   

定点把握疾患
インフルエンザ:岩国で注意報レベルが続いています。迅速検査診断結果でA型陽性が361例、B型陽性が8例、臨床診断・型不明が33例ありました。
RSウイルス感染症:宇部で発生が多い状況です。
感染性胃腸炎:周南で増加し、警報レベルとなりました。
[警報レベル:周南(1週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

トピックス
・新型コロナウイルス感染症については、2月20日106人、2月21日に373人の新規感染が公表されています。(県新型コロナウイルス感染症対策本部公表) 【累計308,878例】
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」が、2月10日に第9.0版に改定されています。 なお、改定のポイントは 別添のとおりとなっています。
病原体検出等情報
・新型コロナウイルス(検体採取週 第7、8週)
・インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(検体採取週 第7週):咽頭ぬぐい液から
Enterococcus faecium(vanA) (検体採取週 第6週):ふん便・皮膚病変から
・SFTSウイルス(検体採取週 第7週):血液から

定点把握疾患(報告数)
疾患名4週5週6週7週
インフルエンザ273331310402
RSウイルス感染症11131916
咽頭結膜熱3474
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎7101915
感染性胃腸炎310429533454
水痘1703
手足口病5243
伝染性紅斑0001
突発性発しん12121016
ヘルパンギーナ1243
流行性耳下腺炎0121
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1203
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1001
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名1月
性器クラミジア感染症38
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症18
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症31
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症3
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。