山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第41週

令和5年10月9日〜10月15 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:4例(周南1、防府1、山口1、宇部1)、第40週追加 1例(山口)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:2例(下関1、周南1)
【4類感染症】
レジオネラ症:1例(下関)、第33週追加 1例(岩国)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症:1例(長門)
梅毒:第40週追加 1例(周南)
百日咳:1例(周南)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で注意報レベルが継続しています。山口で警報レベル、下関、岩国、柳井、周南、防府、宇部、萩で注意報レベルが継続しています。 [警報レベル:山口(4週目)][注意報レベル:下関(3週目)、岩国(2週目)柳井(3週目)、周南(3週目)、防府(4週目)、宇部(6週目)、萩(2週目)]
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数が減少しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
・厚生労働省HP「令和5年度 今シーズンのインフルエンザ総合対策について」において、新型コロナウイルス感染症の影響でインフルエンザの流行が低調であったことなどからA(H1N1)亜型やA(H3N2)亜型の抗体の保有割合が全年齢で低下傾向にあることなどにより、インフルエンザの流行が起こりやすい状況にあるため、例年に比べて早期の本格流行への注意が呼びかけられています。

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
SFTS(重症熱性血小板減少症候群):SFTSウイルス(血液:第40週採取)
インフルエンザA型:インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(鼻汁:第41週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名38週39週40週41週
インフルエンザ716129912881178
新型コロナウイルス感染症704611344232
RSウイルス感染症11444
咽頭結膜熱23312617
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎6268100143
感染性胃腸炎126116115112
水痘03111
手足口病951206938
伝染性紅斑0100
突発性発しん1320920
ヘルパンギーナ38514218
流行性耳下腺炎9101
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0328
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0120
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名9月
性器クラミジア感染症44
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ10
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症37
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症4
薬剤耐性緑膿菌感染症1

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。