山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第33週

令和5年8月14日〜8月20 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:3例(下関)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:2例(山口)
【4類感染症】
日本紅斑熱:1例(周南)
【5類感染症】
侵襲性インフルエンザ菌感染症:1例(長門)
水痘(入院例):1例(山口)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の報告数が減少しました。迅速検査診断結果でA型陽性が15例、B型陽性が1例、臨床診断・型不明が104例ありました。
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数が減少しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
RSウイルス感染症:下関、長門で発生が多い状況です。
手足口病:周南、防府で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:周南(2週目)、防府(6週目)]
ヘルパンギーナ:周南で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:周南(11週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
厚労省HPにおいて、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き」の改定について周知がありました。(最新版:第10.0版)5類変更後初めての改定です。今回の改定のポイントや他のガイドライン等も掲載されています。

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
SFTS(重症熱誠血小板減少症候群):SFTSウイルス(血液:第32週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名30週31週32週33週
インフルエンザ207202169120
新型コロナウイルス感染症12571419993908
RSウイルス感染症1091199237
咽頭結膜熱2342
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎61324440
感染性胃腸炎153123107104
水痘4214
手足口病13717412493
伝染性紅斑0000
突発性発しん1391811
ヘルパンギーナ1431238345
流行性耳下腺炎21120
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1312
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1201
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症39
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ10
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症33
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症4
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。