山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第23週

令和5年6月5日〜6月11 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:3例(下関1、岩国1、宇部1)
【4類感染症】
日本紅斑熱:2例(柳井1、萩1)
【5類感染症】
侵襲性肺炎球菌感染症:第22週追加 1例(岩国)
梅毒:3例(下関1、岩国1、宇部1)、第22週追加 1例(防府)
破傷風:1例(周南)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の報告数が減少しました。迅速検査診断結果でA型陽性が14例、臨床診断・型不明が146例ありました。
新型コロナウイルス感染症:臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
RSウイルス感染症:県全体で発生が多い状況です。下関、岩国、柳井、周南、防府、山口、宇部、萩で発生が多い状況です。
ヘルパンギーナ:周南で増加し、警報レベルとなりました。萩で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:周南(1週目)、萩(2週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
厚労省HP及び国立感染症研究所HPにおいて、麻しんワクチン接種が啓発されています。
▼4月以降、全国で麻しん患者4例(いずれも成人、ワクチン2回未接種)
▼海外で患者数が増加、昨今の国際的な人の往来回復による麻しん患者発生の懸念

病原体検出等情報
・インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(検体採取週 第23週):咽頭ぬぐい液から

定点把握疾患(報告数)
疾患名20週21週22週23週
インフルエンザ116170181160
新型コロナウイルス感染症148163220295
RSウイルス感染症196237259308
咽頭結膜熱7161516
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎46484970
感染性胃腸炎233194249314
水痘21933
手足口病7153442
伝染性紅斑1000
突発性発しん17171616
ヘルパンギーナ547091149
流行性耳下腺炎1043
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2545
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0031
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名5月
性器クラミジア感染症35
性器ヘルペスウイルス感染症3
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症11
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症27
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症0
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



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病原体情報

2023年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。