山口県の感染症週報

2019年3月11日～3月17 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：第10週追加　1例（下関）

　　　　第11週　2例（周南、宇部）

【5類感染症】

・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症：1例（周南）

・侵襲性肺炎球菌感染症：1例（下関）

・梅毒：第8週追加　1例（柳井）

　　　　第11週　2例（岩国、山口）

・百日咳：第10週追加　2例（宇部）

　　　　　　第11週　16例（岩国14例、山口、宇部）咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

・薬剤耐性アシネトバクター：1例（周南）

定点把握疾患

・インフルエンザ：長門で注意報レベルが続いています。岩国、萩で増加し、注意報レベルとなりました。迅速検査診断結果でA型陽性が331例、B型陽性が3例、臨床診断・型不明が37例ありました。

[注意報レベル：岩国（1週目）、長門（2週目）、萩（1週目）] ^※

・RSウイルス感染症：下関、岩国、山口、宇部、萩で発生が多い状況です。

・感染性胃腸炎：萩で増加し、警報レベルとなりました。

[警報レベル：萩（1週目）] ^※

・伝染性紅斑：防府で警報レベルが続いています。

[警報レベル：防府（2週目）] ^※

・流行性角結膜炎：柳井で警報レベルが続いています。

[警報レベル：柳井（4週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・RSウイルス感染症：RSウイルス（検体採取週　第9週）が検出されました。

全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症（５類感染症）に変更されました。