山口県の感染症週報

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平成30年第51週

平成30年(2018年)12月17日〜12月23 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(山口、宇部)

【5類感染症】
後天性免疫不全症候群:1例(防府)
侵襲性肺炎球菌感染症:第50週追加 2例(下関、防府)
水痘(入院例に限る。):第50週追加 1例(下関)
梅毒:1例(周南)
百日咳:第50週追加 3例(宇部)
      第51週 2例(山口、宇部)
風しん:1例(宇部)全国的に30〜50代の男性に多い状況です。風しんにかかったことがなく予防接種歴もない方は、予防接種を受けることを検討してください。

定点把握疾患
インフルエンザ:岩国で発生が多くなっています。迅速検査診断結果でA型陽性が224例、B型陽性が3例、臨床診断・型不明が9例ありました。
RSウイルス感染症:下関、周南、防府で発生が多い状況です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:岩国で警報レベルが続いています。
[警報レベル:岩国(7週目)]
感染性胃腸炎:周南で増加し、警報レベルとなりました。
[警報レベル:周南(1週目)]
水痘:岩国で増加し、警報レベルとなりました。長門で警報レベルが続いています。山口で増加し、注意報レベルとなりました。萩で注意報レベルが続いています。
[警報レベル:岩国(1週目)、長門(2週目)、注意報レベル:山口(1週目)、萩(2週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
風しん:風しんウイルス1E型(検体採取週 第50週)が検出されました。
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H3亜型(検体採取週 第50、51週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名48週49週50週51週
インフルエンザ2656100236
RSウイルス感染症36163737
咽頭結膜熱14144115
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎175158149206
感染性胃腸炎459427442525
水痘18222640
手足口病25201614
伝染性紅斑6131723
突発性発しん21282523
ヘルパンギーナ101291
流行性耳下腺炎7437
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎815134
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0300
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0003

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症18
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症27
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症4
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。