山口県の感染症週報

平成30年(2018年)11月12日～11月18 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：6例（下関、岩国、周南、宇部3例）

【5類感染症】

・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症：3例（防府、山口2例）

・侵襲性肺炎球菌感染症：第45週追加　1例（下関）

・梅毒：2例（下関、周南）急増した昨年よりさらに増加しています。気になる場合は医療機関で相談してください。保健所でも検査を受けることができますので、最寄りの保健所へお尋ねください。

・百日咳：3例（山口2例、宇部）

・風しん：3例（下関）全国的に30～50代の男性に多い状況です。風しんにかかったことがなく予防接種歴もない方は、予防接種を受けることを検討してください。

定点把握疾患

・RSウイルス感染症：防府、山口、宇部で発生が多い状況です。

・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎：岩国で警報レベルが続いています。

[警報レベル：岩国（2週目）] ^※

・感染性胃腸炎：第41週以降増加しています。冬季にはウイルス性胃腸炎の発生が多くなりますので、今後の動向に注意が必要です。

・水痘：長門で増加し、注意報レベルとなりました。

[注意報レベル：長門（1週目）] ^※

・流行性耳下腺炎：萩で増加し、注意報レベルとなりました。

[注意報レベル：萩（1週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・風しん：風しんウイルス1E型（検体採取週　第46週）が検出されました。