山口県の感染症週報

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平成27年第25週

平成27年(2015年)6月15日〜6月21 日

全数把握疾患

【2類感染症】

結核: 第21週追加 1例(下関)。  第25週 3例(下関2、長門1)。 

【4類感染症】

日本紅斑熱: 1例(萩)。

【5類感染症】

カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症: 1例(周南)。

侵襲性肺炎球菌感染症:1例(下関)。

定点把握疾患

咽頭結膜熱: 萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(5週目)]

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 萩、山口で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(10週目)、山口(25週目)]

感染性胃腸炎: 周南で警報レベルが続いています。
[警報レベル:周南(5週目)]

手足口病: 県全体の定点あたり報告数が警報の基準である5を超えました。地域別では下関で増加し警報レベルとなり、萩、岩国、周南、宇部でも警報レベルが続いています。 今シーズンの手足口病の検体から検出されている病原体は、多くはコクサッキーウイルスA16型で、 A6型も検出されています。
[警報レベル:萩(2週目)、岩国(3週目)、周南(2週目)、下関(1週目)、宇部(2週目)]

ヘルパンギーナ: 萩で増加し警報レベルとなりました。
[警報レベル:萩(1週目)]

(今週の定点数/通常の定点数:インフルエンザ67/69、小児科47/48、眼科9/9、基幹9/9)

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名22週23週24週25週
インフルエンザ15002
RSウイルス感染症1271310
咽頭結膜熱22191413
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎180213205152
感染性胃腸炎357397323356
水痘1418516
手足口病126166226330
伝染性紅斑127149
突発性発しん50512931
百日咳1110
ヘルパンギーナ12182241
流行性耳下腺炎2652
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2369
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1222
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0202

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名5月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症15
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症31
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症3
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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