山口県の感染症週報

平成22年第43週


平成22年(2010年)10月25日〜10月31 日

◇【2類感染症】
結核: 第41週追加−1例(下関)。 第42週追加−2例(岩国、山口)。 第43週−1例(岩国)。

◇【5類感染症】
バンコマイシン耐性腸球菌感染症: 第42週追加−1例(宇部 遺伝子型:VanC)。

定点把握疾患

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 増加傾向にあります。 【* 警報レベル=山口、萩。】  ◇県内流行レベルマップはこちら

感染性胃腸炎: 増加傾向にあります。 冬季に向けてさらに増加する可能性がありますので、今後の動向に注意が必要です。 ◇県内流行レベルマップはこちら

水痘: 増加傾向にあります。 例年冬季に向けて徐々に増加していますので、今後の動向に注意が必要です。 【* 警報レベル=萩。】  ◇県内流行レベルマップはこちら

流行性耳下腺炎: 第31週をピークに増減を繰り返しながら長期的には減少傾向がみられますが、 平成18年以降の同時期と比較すると、第27週以降17週にわたり最多の水準です。 地域別には防府地域が警報レベルの終息基準値を下回りました。 【* 警報レベル=山口。*注意報レベル=岩国。】  ◇県内流行レベルマップはこちら

 
※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名40週41週42週43週
インフルエンザ4700
RSウイルス感染症16122216
咽頭結膜熱2397
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎8088109122
感染性胃腸炎207183258390
水痘17384553
手足口病71384
伝染性紅斑2335
突発性発しん34303842
百日咳1010
ヘルパンギーナ10677
流行性耳下腺炎801117497
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4321
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎3444
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名9月
性器クラミジア感染症31
性器ヘルペスウイルス感染症4
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症78
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。