山口県の感染症週報

平成22年第39週


平成22年(2010年)9月27日〜10月3 日

◇【2類感染症】
結核: 第36週追加−1例(柳井)。 第37週追加−1例(山口)。 第39週−3例(防府)。

定点把握疾患

RSウイルス感染症: 徐々に報告数が増加しています。 例年冬季に向けて増加し、年末年始頃ピークを形成していますので、今後の動向に注意が必要です。

流行性耳下腺炎: 第31週をピークに長期的には減少傾向がみられますが、 今週は先週の報告数と同数でした。 また、平成18年以降の同時期と比較すると、第27週以降13週にわたり最多の水準です。 地域別には、防府、岩国、山口からの報告が目立ちます。 【* 警報レベル=防府、山口。 *注意報レベル=岩国。】 

 
※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名36週37週38週39週
インフルエンザ15910
RSウイルス感染症8151922
咽頭結膜熱7761
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎63604072
感染性胃腸炎188194148210
水痘1915920
手足口病16191613
伝染性紅斑6355
突発性発しん35343734
百日咳2411
ヘルパンギーナ45392215
流行性耳下腺炎12283107107
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4011
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2233
無菌性髄膜炎0200

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名9月
性器クラミジア感染症31
性器ヘルペスウイルス感染症4
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症78
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。