感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成21年第17週

平成21年(2009年)4月20日～4月26 日

全数把握疾患

1、5類感染症：報告はありませんでした。

2類感染症：結核 15週追加 2例（宇部2）、 16週追加 1例（宇部）、 17週 5例（防府1、山口3、宇部1）

3類感染症： 腸管出血性大腸菌感染症 1例（宇部）O157、VT2+

4類感染症： レジオネラ症 1例（宇部）

定点把握疾患

　インフルエンザは、先週より減少しました。地域的には、長門・柳井で報告数が増えています。県全体での報告数の推移は横ばい状態であり、なかなか終息に至りません。迅速検査での型別では、B型が多くみられます。

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、先週より減少しました。岩国・山口で多い状態です。

　感染性胃腸炎は、先週より増加しました。萩・山口で多い状態です。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	14週	15週	16週	17週
インフルエンザ	327	285	348	289
RSウイルス感染症	25	33	13	12
咽頭結膜熱	13	14	18	15
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	107	113	166	158
感染性胃腸炎	408	428	614	641
水痘	93	105	90	82
手足口病	2	3	1	2
伝染性紅斑	9	11	9	9
突発性発しん	54	29	42	32
百日咳	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	1	2	3	12
流行性耳下腺炎	6	6	6	13
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	6	4	6	1
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	4	7	8	3
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	3月
性器クラミジア感染症	18
性器ヘルペスウイルス感染症	7
尖圭コンジローマ	8
淋菌感染症	6
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	58
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	19
薬剤耐性緑膿菌感染症	3

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。