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山口県の感染症週報(平成16年第24週)

平成16年(2004年)6月7日〜6月13日

○全数把握疾患

  • 1,2,4,5類感染症 : 報告はありませんでした。        
  • 3類感染症 : 腸管出血性大腸菌感染症1例。(下関1例:O-26 VT1(+))        

○定点把握疾患

           
  • 先週に引き引き続き、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎は、例年より多い*1報告数でした。        
  • インフルエンザも、例年より多い報告数でした。        
  • 夏季に流行するヘルパンギーナの報告数が増加しています。
  • 全国的には、咽頭結膜熱が過去10年間の同時期と比較しで最多の状態で推移しています。<→厚生労働省ホームページ
    山口県でも、例年より多い傾向にあります。        
*1 「例年より多い」とは、過去5年間(H11〜H15)の前週・当該週・後週、計15週の平均+1標準偏差以上のことを意味します。      

定点把握疾患(報告数)
疾患名  今週  第23週 第22週 第21週 備考
インフルエンザ
(高病原性鳥インフルエンザを除く)
11 16 9 14
RSウイルス感染症 0 0 3 0
咽頭結膜熱 23 32 33 31
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 80 76 110 96
感染性胃腸炎 364 383 510 461
水痘 71 111 85 84
手足口病 16 4 7 16
伝染性紅斑 6 5 6 2
突発性発しん 48 46 60 45
百日咳 0 0 0 2
風しん 0 1 0 0
ヘルパンギーナ 79 73 43 19
麻しん
(成人麻しんを除く)
0 0 0 0
流行性耳下腺炎 106 112 98 107
急性出血性結膜炎 0 1 0 0
流行性角結膜炎 10 8 7 1
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0
細菌性髄膜炎 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 2 0 1 2
成人麻しん 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0
月単位報告疾患名 5月 以下の疾患は月ごとの報告数
性器クラミジア感染症 31
性器ヘルペスウイルス感染症 7
尖圭コンジローマ 3
淋菌感染症 7
ペニシリン耐性
肺炎球菌感染症
31
メチシリン耐性
黄色ブドウ球菌感染症
53
薬剤耐性緑膿菌感染症 1

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。

環保研 山口県環境保健研究センター