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山口県の感染症週報(平成16年第25週)

平成16年(2004年)6月14日〜6月20日

○全数把握疾患

  • 1,2,4類感染症 : 報告はありませんでした。        
  • 3類感染症 : 腸管出血性大腸菌感染症1例 (周南1例:O-157 VT1(+),VT2(+))。        
  • 5類感染症 : ウイルス性肝炎1例 (宇部1例)。

○定点把握疾患

  • インフルエンザ、咽頭結膜熱、感染性胃腸炎、マイコプラズマ肺炎が、例年より多い*1報告数でした。
    咽頭結膜熱は、全国的にみて、過去10年間の同時期と比較しで最多の状態で推移しています。<→厚生労働省ホームページ>        
  • ヘルパンギーナの報告数が第22週より増加傾向がみられ、今週も増加しました。
*1 「例年より多い」とは、過去5年間(H11〜H15)の前週・当該週・後週、計15週の平均+1標準偏差以上のことを意味します。      

定点把握疾患(報告数)
疾患名  今週  第24週 第23週 第22週 備考
インフルエンザ
(高病原性鳥インフルエンザを除く)
3 11 16 9
RSウイルス感染症 0 0 0 3
咽頭結膜熱 33 23 32 33
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 71 80 76 110
感染性胃腸炎 310 364 383 510
水痘 100 71 111 85
手足口病 18 16 4 7
伝染性紅斑 3 6 5 6
突発性発しん 52 48 46 60
百日咳 0 0 0 0
風しん 0 0 1 0
ヘルパンギーナ 146 79 73 43
麻しん
(成人麻しんを除く)
0 0 0 0
流行性耳下腺炎 92 106 112 98
急性出血性結膜炎 0 0 1 0
流行性角結膜炎 2 10 8 7
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0
細菌性髄膜炎 0 0 0 0
マイコプラズマ肺炎 4 2 0 1
成人麻しん 0 0 0 0
無菌性髄膜炎 0 0 0 0
月単位報告疾患名 5月 以下の疾患は月ごとの報告数
性器クラミジア感染症 31
性器ヘルペスウイルス感染症 7
尖圭コンジローマ 3
淋菌感染症 7
ペニシリン耐性
肺炎球菌感染症
31
メチシリン耐性
黄色ブドウ球菌感染症
53
薬剤耐性緑膿菌感染症 1

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。

環保研 山口県環境保健研究センター