山口県の感染症週報

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令和6年(2024年)第13週

令和6年3月25日〜3月31 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:1例(下関)
【4類感染症】
A型肝炎:1例(下関)
レジオネラ症:1例(周南)
【5類感染症】
劇症型溶血性レンサ球菌感染症:1例(周南)
水痘(入院例):1例(周南)
梅毒:1例(周南)、第7週追加 1例(下関)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で警報レベルが継続しています。長門で注意報レベルとなりました。周南、山口、宇部で警報レベル、萩で注意報レベルが継続しています。 [警報レベル:周南(17週目)、山口(2週目)、宇部(8週目)] [注意報レベル:長門(1週目)、萩(4週目)]
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数が減少しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
RSウイルス感染症:県全体で発生が多い状況です。岩国、周南、宇部で発生が多い状況です。
咽頭結膜熱:岩国、柳井、防府で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:岩国(11週目)、柳井(5週目)、防府(20週目)]
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:周南、宇部で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:周南(4週目)、宇部(11週目)]
警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
・新型コロナウイルス感染症に関して、4月以降は通常の医療体制等へ移行します。ただし、定点把握やゲノムサーベイランス、罹患後症状やワクチン接種後の副反応に対する相談・診療体制などに係る取組は引き続き実施されます。(県健康増進課HP

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
インフルエンザA型(2例):インフルエンザウイルスA/H1pdm09亜型(咽頭ぬぐい液:第12、13週採取)
インフルエンザB型(4例):インフルエンザウイルスB(ビクトリア系統)(咽頭ぬぐい液:第11、12、13週採取)
咽頭結膜熱疑い:ヘルペスウイルス6(咽頭ぬぐい液:第10週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名10週11週12週13週
インフルエンザ11431140916838
新型コロナウイルス感染症332333273256
RSウイルス感染症14244549
咽頭結膜熱60534140
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎284209185210
感染性胃腸炎230265177171
水痘2011
手足口病5432
伝染性紅斑1121
突発性発しん15101616
ヘルパンギーナ2002
流行性耳下腺炎0010
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1645
クラミジア肺炎1000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2021
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症32
性器ヘルペスウイルス感染症14
尖圭コンジローマ10
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症35
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症0
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。