山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第46週

令和5年11月13日〜11月19 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:8例(下関4、岩国1、周南3)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:1例(下関)
【4類感染症】
SFTS(重症熱性血小板減少症候群):1例(柳井)
レジオネラ症:1例(山口)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症:1例(下関)
クロイツフェルト・ヤコブ病:1例(周南)
侵襲性肺炎球菌感染症:1例(宇部)
梅毒:1例(下関)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で注意報レベルが継続しています。柳井で報告数が増加し警報レベルとなりました。防府、山口、長門、萩で警報レベル、下関、岩国、周南、宇部で注意報レベルが継続しています。 [警報レベル:柳井(1週目)、防府(4週目)、山口(9週目)、長門(2週目)、萩(2週目)][注意報レベル:下関(8週目)、岩国(7週目)、周南(8週目)、宇部(11週目)]
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数が増加しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
咽頭結膜熱:岩国、防府で報告数が増加し警報レベルとなりました。 [警報レベル:岩国(1週目)、防府(1週目)]
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:岩国で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:岩国(3週目)]
手足口病:防府で報告数が増加し警報レベルとなりました。 [警報レベル:防府(1週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
・厚労省が実施する「献血時の検査用検体の残余血液を用いた新型コロナウイルスの抗体保有割合実態調査」について、9/12〜9/26の調査結果が公表されました。(厚労省HP

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
インフルエンザA型(5例):インフルエンザウイルスA/H1pdm09亜型(咽頭ぬぐい液:第43週採取)、インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(鼻汁:第44週、第45週採取、咽頭ぬぐい液:第45週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名43週44週45週46週
インフルエンザ1441132712911718
新型コロナウイルス感染症239186124145
RSウイルス感染症2214
咽頭結膜熱40396594
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎151146197166
感染性胃腸炎15910394191
水痘3520
手足口病42193133
伝染性紅斑0001
突発性発しん18181814
ヘルパンギーナ5955
流行性耳下腺炎3131
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎32101
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0001
マイコプラズマ肺炎1112
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0001

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名10月
性器クラミジア感染症33
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症11
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症29
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症2
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。