山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第26週

令和5年6月26日〜7月2 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:4例(周南3、宇部1)
【5類感染症】
百日咳:1例(岩国)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の報告数が増加しました。迅速検査診断結果でA型陽性が38例、臨床診断・型不明が82例ありました。
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数が増加しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
RSウイルス感染症:県全体(すべての地域)で発生が多い状況です。
手足口病:宇部で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:宇部(3週目)]
ヘルパンギーナ:宇部で増加し、警報レベルとなりました。周南、山口、萩で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:周南(4週目)、山口(3週目)、宇部(1週目)、萩(5週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
・「RSウイルス感染症」が県内すべての地域で流行しています。また、多くの地域で「ヘルパンギーナ」が警報レベルとなっているなど、小児感染症への注意が必要な状況です。
・新型コロナウイルス感染症の患者数は、2週連続で増加しています。


病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
RSウイルス感染症(2例):パラインフルエンザウイルス3(咽頭ぬぐい液:第25週採取)、ライノウイルスC(咽頭ぬぐい液:第25週採取)
感染性胃腸炎:アストロウイルス4(ふん便:第25週採取)
手足口病:コクサッキーウイルスA6(咽頭ぬぐい液:第24週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名23週24週25週26週
インフルエンザ16013094120
新型コロナウイルス感染症295263305394
RSウイルス感染症308260268331
咽頭結膜熱16121714
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎70546650
感染性胃腸炎314259186196
水痘3331
手足口病42578685
伝染性紅斑0200
突発性発しん1619129
ヘルパンギーナ149137153186
流行性耳下腺炎39100
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎5421
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0100
マイコプラズマ肺炎1442
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0100

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症33
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症14
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症34
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症2
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。