山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第15週

令和5年4月10日〜4月16 日

 
全数把握疾患
【4類感染症】
レジオネラ症:1例(周南)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(周南)、第14週追加 1例(下関)
侵襲性肺炎球菌感染症:第14週追加 1例(防府)
梅毒:4例(下関1、周南1、防府1、宇部1)
【新型インフルエンザ等感染症】
新型コロナウイルス感染症:462例(下関56、岩国50、柳井16、周南73、防府28、山口75、宇部75、長門12、萩6、フォローアップセンター71)  

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体では報告数は減少しましたが、一部の地域で報告数が増加しています。迅速検査診断結果でA型陽性が51例、A型、B型共に陽性が1例、臨床診断・型不明が87例ありました。
RSウイルス感染症:県全体で発生が多い状況です。下関、周南で発生が多い状況です。

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トピックス
・新型コロナウイルス感染症については、4月17日に21人、4月18日に136人の新規感染が公表されています。(県新型コロナウイルス感染症対策本部公表) 【累計315,569例】
・新型コロナウイルス感染症について、厚生労働省から、感染症法上の位置づけが5類感染症に変更される令和5年5月8日以降の療養の取扱い及び啓発資材(医療機関向け)が示されました。

病原体検出等情報
・ノロウイルスGU.4(検体採取週 第13週):ふん便から
・アデノウイルス2(検体採取週 第12週):咽頭ぬぐい液から(診断名:咽頭結膜熱)

定点把握疾患(報告数)
疾患名12週13週14週15週
インフルエンザ470224143139
RSウイルス感染症14204554
咽頭結膜熱4872
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎24131324
感染性胃腸炎218193126172
水痘2243
手足口病1113
伝染性紅斑0000
突発性発しん12112327
ヘルパンギーナ9969
流行性耳下腺炎0101
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2221
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0100
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名3月
性器クラミジア感染症41
性器ヘルペスウイルス感染症10
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症14
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症44
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症0
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。