ダイオキシン類大気環境濃度調査

1 目的
 ダイオキシン類対策特別措置法第26条(常時監視)に基づき、県内の大気環境中のダイオキシン類の濃度を継続的に測定し、環境基準の達成状況を把握するとともに、今後の発生源対策を推進するための資料を得ることを目的とする。

2 調査内容
 (1) 調査地点
    
麻里布小学校、柳井健康福祉センター、周南市役所、防府市役所、環境保健センター、宇部市見初ふれあいセンター、萩建設会館

 (2) 対象調査物質
    
ダイオキシン類
      ポリ塩化ジベンゾフラン
      ポリ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン
      コプラナーポリ塩化ビフェニル

3 結果
 ダイオキシン類(ポリ塩化ジベンゾフラン,ポリ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン及びコプラナーポリ塩化ビフェニル)による県内の大気汚染状況を把握するため、平成17年度は県下7地点で調査を実施した。
 調査結果はいずれの地点も環境基準(年間平均値:0.6pg-TEQ/m3以下)を満足していた。
 ダイオキシン対策法の規制等によるダイオキシン排出量の削減に伴い、大気環境中の濃度も着実に減少している。