山口県の感染症週報

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平成29年第10週

平成29年(2017年)3月6日〜3月12 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2016年第29週追加 1例(下関)
    第9週追加 1例(下関)
    第10週 2例(下関、柳井)

【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(防府)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で報告数が定点あたり9.01となり、警報終息基準値を下回りましたが、周南、山口では依然警報レベルが続き、また、長門で増加し注意報レベルとなりました。迅速検査診断結果でA型陽性が507例、B型陽性が31例、臨床診断・型不明が75例ありました。
 入院例は、防府3例、下関、周南、山口各1例(合計6例)でした。
[警報レベル:周南(8週目)、山口(8週目)注意報レベル:長門(1週目)]
咽頭結膜熱:防府で警報レベルが続いています。
[警報レベル:防府(4週目)]
流行性耳下腺炎:防府、萩で警報レベルが続いており、宇部で注意報レベルが続いています。
[警報レベル:防府(21週目)、萩(3週目)、注意報レベル:宇部(4週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら



定点把握疾患(報告数)
疾患名7週8週9週10週
インフルエンザ19121315888613
RSウイルス感染症25212124
咽頭結膜熱26302524
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎93127108119
感染性胃腸炎167224189165
水痘1614145
手足口病14645
伝染性紅斑4847
突発性発しん19191818
百日咳0200
ヘルパンギーナ0020
流行性耳下腺炎126116110111
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2725
クラミジア肺炎(オウム病を除く)1000
細菌性髄膜炎1000
マイコプラズマ肺炎4315
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0014

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症18
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症30
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症9
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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