山口県の感染症週報

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平成28年第52週

平成28年(2016年)12月26日〜平成29年1月1 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:第42週追加 1例(周南)
     第51週追加 1例(萩)
     第52週 2例(周南1例、防府1例)

【5類感染症】
急性脳炎:1例(宇部)

定点把握疾患
インフルエンザ:周南で増加し、注意報レベルとなりました。迅速検査診断結果でA型陽性が284例、B型陽性が7例、臨床診断・型不明が117例ありました。
[注意報レベル:周南(1週目)]

RSウイルス感染症:萩で多く報告されています。0、1歳児では特に重症化することがあるので注意が必要です。

咽頭結膜熱:防府で警報レベルが続いています。
[警報レベル:防府(5週目)]

感染性胃腸炎:萩、周南、山口で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(2週目)、周南(8週目)、山口(5週目)]

流行性耳下腺炎:防府で警報レベル、宇部で注意報レベルが続いています。
[警報レベル:防府(11週目)、注意報レベル:宇部(7週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H3型(検体採取週 第51週 累計18例)が検出されました。
咽頭結膜熱:アデノウイルス1型(検体採取週 第50週)、2型(検体採取週 第46週)等が検出されました。
感染性胃腸炎:ノロウイルスGI.2(検体採取週 第49週)、GI.3(検体採取週 第49週)、GII.2(検体採取週 第46、48、49、51週)、GII.4(検体採取週 第47週)、GII.6型(検体採取週 第46、48、49週)等が検出されました。
手足口病:コクサッキーウイルスA6型(検体採取週 第51週)等が検出されました。
ヘルパンギーナ:コクサッキーウイルスA2型(検体採取週 第45、50週)、A10型(検体採取週 第47週)が検出されました。
流行性耳下腺炎:ムンプスウイルス(検体採取週 第49週)が検出されました。

病原体検出情報(月報)について 
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定点把握疾患(報告数)
疾患名49週50週51週52週
インフルエンザ87148345408
RSウイルス感染症101846767
咽頭結膜熱26183323
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎8810110289
感染性胃腸炎857893716395
水痘16221618
手足口病10383
伝染性紅斑14111015
突発性発しん21182624
百日咳1300
ヘルパンギーナ5389
流行性耳下腺炎12697133106
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0536
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎1000
マイコプラズマ肺炎71238
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0001

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症21
性器ヘルペスウイルス感染症16
尖圭コンジローマ9
淋菌感染症8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症37
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症5
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。