山口県の感染症週報

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平成26年第7週

平成26年(2014年)2月10日〜2月16 日

全数把握疾患

【2類感染症】

結核: 第6週追加 2例(下関2)、 第7週 3例(下関1、岩国1、山口1)。

【5類感染症】

急性脳炎: 2例(周南1、宇部1)。1例からはインフルエンザウイルスA/H3(香港型)が 検出され、もう1例もインフルエンザウイルスAによるものと診断されています。

定点把握疾患

インフルエンザ: 周南からの報告数が著しく増加しており、下関・宇部でも増加しています。 定点あたりでは、周南・山口からの報告が特に多くなっています。 迅速診断結果は、A型674例、B型1018例、85例は臨床診断・型別不明でした。 B型によるものが増加しています。
[警報レベル:周南(2週目)、山口(3週目)、萩(3週目)。 注意報レベル:下関(5週目)、宇部(4週目)、岩国(5週目)、防府(5週目)、柳井(2週目)、長門(6週目)]

RSウイルス感染症: 下関で多い状態が続いています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 山口で警報レベルが続いています。
[警報レベル:山口(17週目)]

感染性胃腸炎: 長門、周南、山口、萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:長門(2週目)、周南(6週目)、山口(4週目)、萩(5週目)]

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定点把握疾患(報告数)
疾患名4週5週6週7週
インフルエンザ1149148315641777
RSウイルス感染症108949998
咽頭結膜熱15141319
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎168220164154
感染性胃腸炎649688546453
水痘84333632
手足口病6822
伝染性紅斑1101
突発性発しん29342644
百日咳0000
ヘルパンギーナ1000
流行性耳下腺炎541113
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2343
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0301
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)1324

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名1月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症10
尖圭コンジローマ11
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症43
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症10
薬剤耐性緑膿菌感染症1
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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