山口県の感染症週報

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平成25年第6週

平成25年(2013年)2月4日〜2月10 日

◇【2類感染症】
結核: 第5週追加:1例(下関)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 報告数は2週連続で減少しましたが、引き続き県内全域で流行しています。 地域別でも多くの地域で減少していますが、警報レベルや注意報レベルが続いています。 迅速検査では、A型1427例、B型131例、A型B型共に陽性1例、臨床診断104例でした。 また当所で、第5週の検体についてPCR検査を行った結果、AH3(香港型)が4例、B型が1例検出されています。
【警報レベル=岩国(4週目)、柳井(3週目)、周南(3週目)、下関(3週目)、長門(3週目)。 注意報レベル=防府(4週目)、山口(5週目)、萩(4週目)、宇部(3週目)。】

水痘: 長門、柳井、周南からの報告が目立ちます。
【注意報レベル=長門(新)】

マイコプラズマ肺炎: 報告数はやや多く8例でした。岩国からの報告が目立ちます。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名3週4週5週6週
インフルエンザ1268216519281663
RSウイルス感染症60716041
咽頭結膜熱8161710
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎110188118139
感染性胃腸炎407445471423
水痘9511682101
手足口病7601
伝染性紅斑3152
突発性発しん34303429
百日咳0000
ヘルパンギーナ0422
流行性耳下腺炎83810
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0214
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎3248
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名1月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症57
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症15
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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