山口県の感染症週報

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平成25年第49週

平成25年(2013年)12月2日〜12月8 日

全数把握疾患

【2類感染症】

結核: 2例(岩国1、宇部1)。

【5類感染症】

アメーバ赤痢: 1例(岩国)。

後天性免疫不全症候群: 1例(下関)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 県全体の定点当たりの報告数が1を超え、流行シーズンに入りました。 特に周南と防府からの報告が目立ちます。他の地域でも増加してくると思われますので、 今後の動向に注意が必要です。 迅速診断結果はA型130例で、7例は臨床診断です。 病原体検査では、第46週・第48週の検体からAH3(香港型)、 第49週の検体からAH1(pdm09)が検出されています。

RSウイルス感染症: 防府、周南でやや多く、県全体では横ばい状態が続いています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 山口で警報レベルが続いています。
[警報レベル:山口(7週目)]

水痘: 萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(6週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名46週47週48週49週
インフルエンザ82261137
RSウイルス感染症66556668
咽頭結膜熱15332126
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎119123153162
感染性胃腸炎319404524479
水痘46667670
手足口病24323824
伝染性紅斑2201
突発性発しん39225130
百日咳0000
ヘルパンギーナ91083
流行性耳下腺炎3386
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1012
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0001
マイコプラズマ肺炎0203
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症15
性器ヘルペスウイルス感染症6
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症31
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症15
薬剤耐性緑膿菌感染症1
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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