山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

平成25年第19週

平成25年(2013年)5月6日〜5月12 日

【2類感染症】

結核:17週追加 3例(下関3)。19週 3例(周南2、防府1)。

【5類感染症】

風しん:1例(山口、20歳代男性)。 全国的に多発しています。山口県内でも、今年になってからの報告数が昨年1年間の全報告数(5例)に並びました。

定点把握疾患

インフルエンザ: 報告数は減少し、注意報レベルの地域もなくなりましたが、周南、長門、山口ではまだやや多い状態です。 迅速検査結果は、A型17例、B型214例で、臨床診断が15例でした。

感染性胃腸炎:周南で警報レベルが続いているほか、 萩、山口で増加傾向がみられます。
[警報レベル:周南(8週目)]

水痘:岩国で注意報レベルが続いています。
[注意報レベル:岩国(2週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名16週17週18週19週
インフルエンザ485499305246
RSウイルス感染症14947
咽頭結膜熱1024913
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎12613354119
感染性胃腸炎384366333380
水痘978885115
手足口病391019
伝染性紅斑2140
突発性発しん41442343
百日咳1000
ヘルパンギーナ591714
流行性耳下腺炎4624
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3005
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1102
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名4月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症15
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症49
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症1
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ



前週(第18週)← →次週(第20週)



病原体情報

平成25年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。