山口県の感染症週報

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平成24年第50週

平成24年(2012年)12月10日〜12月16 日

◇【2類感染症】
結核: 第46週追加:1例(山口)。 第50週:3例(岩国2、防府)。 

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第50週:1例〔下関(O157 VT1VT2)〕。

◇【5類感染症】
梅毒: 第50週:1例(宇部)。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症: 第50週:1例(宇部)。  

定点把握疾患

インフルエンザ: 報告数は先週から約2.6倍増加し58例でした。定点当たり報告数が0.84で、流行開始の目安となる定点当たり1.0に近づいています。 地域別では特に宇部、防府からの報告が目立ちます。 迅速検査では、A型44例、B型8例(岩国5、宇部3)、その他(不明、陰性含む)6例でした。 また当所で、第49週の検体についてPCR検査を行った結果、AH3(香港型)が3例検出されています。 例年冬季に流行しますので、今後の動向に注意が必要です。

RSウイルス感染症: 例年冬期に流行がみられますが、今年はかなり早い時期から流行しています。 3週連続して減少していましたが、、今週は再び増加しました。 乳幼児を中心に引き続き注意が必要です。

咽頭結膜熱: 下関、長門はやや多くみられます。
【警報レベル=長門(3週目)】

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 例年の同時期と比較して多い状況です。 【警報レベル=山口(11週目)】

感染性胃腸炎: 第45週(11/5〜11/11)以降急増し、先週警報開始基準値の20を上回り、山口県は12月13日に流行発生警報を発令しています(詳細はこちら)。 県内のほぼ全域で流行しています。 また当所で、第47、48、49週の検体についてPCR検査を行った結果、ノロウイルスGU/4が6例、GU/13が1例検出されています。 冬季はウイルスを原因とした感染性胃腸炎が流行しやすいので、注意が必要です。
【警報レベル=萩(2週目)、下関(2週目)、周南(4週目)、山口(3週目)、長門(5週目)】

水痘: 第44週(10/29〜11/4)以降急増しています。 防府は先週に引き続き、山口は新たに注意報レベルとなっています。 12月から7月にかけて多くみられる疾患ですので、注意が必要です。
【注意報レベル=山口(新)、防府(2週目)】

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名47週48週49週50週
インフルエンザ032258
RSウイルス感染症80725598
咽頭結膜熱16273126
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎160201172197
感染性胃腸炎6498861128986
水痘88123104119
手足口病231010
伝染性紅斑4536
突発性発しん37364539
百日咳1000
ヘルパンギーナ12658
流行性耳下腺炎5131110
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0255
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0010
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎5747
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症21
性器ヘルペスウイルス感染症10
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症45
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症17
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症1

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病原体情報

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