山口県の感染症週報

【2類感染症】
・結核： 第22週：2例(岩国、柳井）。

【3類感染症】
・腸管出血性大腸菌感染症： 第21週：1例(山口　O111;VT1）。

【4類感染症】
・レジオネラ症： 第22週：1例(下関）。

・インフルエンザ： 患者報告が続いています。特に宇部からの報告が目立ちます。 迅速検査では、A型4例、B型22例でした。 また当所で、第20週の検体についてPCR検査を行った結果、AH3(香港型）が4 例、B型（山形系統）が1例、AH3（香港型）とB型共に陽性が1例検出されています。

・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎： 増加しています。萩は今週警報レベルとなりました。
【警報レベル＝萩（新）】^※

・伝染性紅斑： 周南ではやや多い状況が続いています。

・ヘルパンギーナ： 増加傾向がみられます。萩、宇部からの報告が目立ちます。 当所の検査では、コクサッキーA2型が検出されています。 例年夏季に流行する疾患ですので今後の動向に注意が必要です。

・流行性耳下腺炎： 長門は警報レベルが続いています。
【警報レベル＝長門（26週目）】^※