山口県の感染症週報

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平成24年第19週

平成24年(2012年)5月7日〜5月13 日

◇【2類感染症】
結核: 第18週追加:1例(宇部)。 第19週:5例(下関2例、防府1例、宇部2例)。

◇【5類感染症】
アメーバ赤痢: 第18週追加:1例(萩)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 患者報告数は少なくなりました。 迅速検査では、A型陽性1例、B型陽性15例、臨床診断6例でした。 また当所で、第17週の検体についてPCR検査を行った結果、AH3(香港型)が1例検出されています。

水痘: 岩国は今週注意報レベルとなりました。
【注意報レベル=岩国(新)】

伝染性紅斑: 周南は他地域と比較して多くみられます。

流行性耳下腺炎: 長門は警報レベルが続いており、今週さらに急増しています。
【警報レベル=長門(23週目)】

薬剤耐性アシネトバクター感染症: 平成24年3月と4月に宇部から各1例報告がありました。(この疾患は平成23年2月1日から月単位の定点把握疾患として新たに報告対象となったものです。)

その他

・ロタウイルスによる胃腸炎の報告は第15週をピークに4週続けて減少していますが、やや多い状況です。

◇ 平成24年5月16日 に追加報告がありましたのでデータを一部修正しました。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名16週17週18週19週
インフルエンザ132804622
RSウイルス感染症182397
咽頭結膜熱21201116
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎9112690122
感染性胃腸炎606533283373
水痘54695888
手足口病0001
伝染性紅斑2223825
突発性発しん37322035
百日咳0210
ヘルパンギーナ1420914
流行性耳下腺炎79462296
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0102
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0200
マイコプラズマ肺炎6696
無菌性髄膜炎1000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名4月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症11
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症6
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症51
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症15
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症1

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。