山口県の感染症週報

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平成24年第14週

平成24年(2012年)4月2日〜4月8 日

◇【2類感染症】
結核: 第10週追加:1例(山口)。 第11週追加:2例(岩国、周南)。 第12週追加:4例(下関2例、山口、宇部)。 第13週追加:2例(岩国2例)。 第14週:3例(宇部3例)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 患者報告数は9週連続して減少しています。 迅速検査では、A型陽性47例、B型陽性82例、A型B型陽性1例、臨床診断5例で、B型がA型を上回っています。

RSウイルス感染症: 長門は他地域と比較して多くみられます。

感染性胃腸炎: 例年と同程度ですが、特に、周南、山口は他地域と比較して多くみられ、周南は警報レベルが続いています。
【警報レベル=周南(4週目)】

伝染性紅斑: 周南は警報レベルが続いています。
【警報レベル=周南(12週目)】

流行性耳下腺炎: 長門は警報レベルが続いています。
【警報レベル=長門(18週目)】

その他

・ロタウイルスによる胃腸炎の報告が多い状況です。 例年4月頃に多くなっていますので、引き続き注意が必要です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名11週12週13週14週
インフルエンザ333195175135
RSウイルス感染症48644229
咽頭結膜熱51167
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎1171129498
感染性胃腸炎537589532460
水痘65756874
手足口病1002
伝染性紅斑21111816
突発性発しん31322729
百日咳0010
ヘルパンギーナ1242
流行性耳下腺炎38534252
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1225
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎66153
無菌性髄膜炎0010

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名3月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症3
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症44
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症12
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症1

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。