山口県の感染症週報

平成23年第20週

平成23年(2011年)5月16日〜5月22 日

◇【2類感染症】
結核: 第13週追加:1例(山口)。 第16週追加:3例(いずれも宇部)。 第17週追加:2例(山口、宇部)。 第19週追加:3例(岩国、周南、山口)。 第20週:3例(下関、周南2例)。

◇【5類感染症】
破傷風: 第19週追加:1例(岩国)。

定点把握疾患

咽頭結膜熱: 警報レベルに達している地域はありませんが、過去4年間の同時期と比較すると 3年ぶりに高い水準で推移しています。

手足口病: やや報告数が増加しました。
【警報レベル=防府。】

伝染性紅斑: 警報レベルに達している地域はありませんが、4年ぶりに高い水準で推移しています。

流行性耳下腺炎: 過去4年間の同時期と比較すると多い状況が、2010年から続いています。

その他

アデノウイルス急性咽頭扁桃炎: 過去4年間の同時期と比較すると報告数の多い週が続いています。 ◆推移グラフはこちら

ロタウイルスによる胃腸炎: 報告数の多い週が続いていましたが、第16週をピークに減少しています。 2008年以降は、第14週から第16週に最多報告数となっています。
◆推移グラフはこちら

警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名17週18週19週20週
インフルエンザ181674145
RSウイルス感染症3308
咽頭結膜熱53355632
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎14861154141
感染性胃腸炎612341296293
水痘684911356
手足口病951432
伝染性紅斑32252943
突発性発しん40233243
百日咳0000
ヘルパンギーナ13713
流行性耳下腺炎51546739
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3245
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2332
無菌性髄膜炎0100

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名4月
性器クラミジア感染症16
性器ヘルペスウイルス感染症11
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症5
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症62
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症7
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

平成23年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。