山口県の感染症週報

平成22年第45週


平成22年(2010年)11月8日〜11月14 日

◇【2類感染症】
結核: 第42週追加−1例(下関)。 第43週追加−2例(下関2例)。 第44週追加−5例(下関2例、岩国、周南2例)。 第45週-2例(柳井、防府)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第45週−1例(宇部 1歳男児 0157 VT2)。

◇【5類感染症】
後天性免疫不全症候群: 第44週追加−3例(無症候2例・AIDS1例、感染地域:タイ2例・オランダ1例、感染経路:性的接触3例)。 第45週-2例(無症候2例、感染地域:国内2例、感染経路:性的接触2例)。
劇症型溶血性レンサ球菌感染症: 第45週-1例。

定点把握疾患

感染性胃腸炎: 第41週以降大幅に増加しています。 冬季にはウイルス性の感染性胃腸炎の発生が多くなりますので、さらに注意が必要です。 地域別には山口、宇部、下関、防府が多い状況です。 【* 警報レベル=山口、宇部、下関。】  ◇県内流行レベルマップはこちら

流行性耳下腺炎: 平成18年以降の同時期と比較すると、第27週以降19週にわたり最多の水準ですが、 第31週をピークに長期的には減少しています。 地域別には岩国が多い状況です。 【* 警報レベル=岩国、山口。】  ◇県内流行レベルマップはこちら

 
※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名42週43週44週45週
インフルエンザ0010
RSウイルス感染症22162722
咽頭結膜熱9776
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎109122216273
感染性胃腸炎258390582923
水痘45533659
手足口病8464
伝染性紅斑3564
突発性発しん38422143
百日咳1010
ヘルパンギーナ7750
流行性耳下腺炎74977463
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2132
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0011
マイコプラズマ肺炎4445
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名10月
性器クラミジア感染症24
性器ヘルペスウイルス感染症7
尖圭コンジローマ4
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症57
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症16
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。