山口県の感染症週報

平成22年第37週


平成22年(2010年)9月13日〜9月19 日

◇【2類感染症】
結核: 第36週追加−1例(山口)。

◇【5類感染症】
バンコマイシン耐性腸球菌感染症: 第36週追加−1例(山口)。
梅毒: 平成21年第40週追加−1例(下関)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 山口から8例、宇部から1例報告がありました。 迅速検査では山口はA型陽性が7例、宇部はB型陽性です。 また山口県環境保健センターにおける検査で、山口の病原体定点医療機関の検体からA/H3(香港型)が1例検出されています。

流行性耳下腺炎: 第31週をピークに増減を繰り返しながら長期的には減少傾向がみられますが、 平成18年以降の同時期と比較すると、第27週以降11週にわたり最多の水準です。 また全国と比較しても、山口県は第27週から第36週までの10週にわたり常に1〜4位に入っています。 【* 警報レベル=山口、防府。 *注意報レベル=岩国。】 

 
※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名34週35週36週37週
インフルエンザ10159
RSウイルス感染症32815
咽頭結膜熱5777
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎44566360
感染性胃腸炎148220188194
水痘33251915
手足口病14241619
伝染性紅斑2363
突発性発しん32453534
百日咳2024
ヘルパンギーナ49264539
流行性耳下腺炎12710912283
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3340
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2322
無菌性髄膜炎0002

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名8月
性器クラミジア感染症31
性器ヘルペスウイルス感染症7
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症92
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。