山口県の感染症週報

【1、4類感染症】
・報告はありませんでした。

【2類感染症】
・結核： 第21週追加 2例（下関1例、岩国1例） 第22週 3例（下関1例、周南1例、山口1例）。

【3類感染症】
・腸管出血性大腸菌感染症： 第22週 2例(宇部、5歳と37歳（家族）、0157 VT2)。

【5類感染症】
・劇症型溶血性レンサ球菌感染症： 第22週 1例(宇部)。

・インフルエンザ：今週の報告数は先週とほぼ同程度でした。 迅速検査ではA型が1例、B型が78例検出されています。 注意報レベルに達してはいませんが、第21週の定点あたりの報告数が全国で第1位になっています。 今後の動向に注意が必要です。

・手足口病：県全域で流行しており、山口県が流行発生警報を発令しています（詳細はこちら）。 今週は先週から77件増えて449件となりました。 過去4年間で最多報告数を更新しています。 また、20週は定点あたりの報告数が全国で第2位になっています。 流行拡大に注意が必要です。
【 * 多い地域警報レベル（定点あたり5以上）＝県内全地域。】　

・流行性耳下腺炎：今週は先週から67件増えて145件となりました。 過去4年の同時期と比較すると多い状態です。 今後の動向に注意が必要です。
【 * 多い地域警報レベル（定点あたり6以上）＝萩＞山口。 * やや多い地域注意報レベル（定点あたり2以上）＝全体：宇部＞防府＞岩国。】

・百日咳:下関から2件報告がありました。