山口県の感染症週報

平成22年第17週


平成22年(2010年)4月26日〜5月2 日

・1、4、5類感染症:報告はありませんでした。

・2類感染症:
結核  第16週追加 3例(下関1例、防府2例)、 第17週 3例(周南1例、山口1例、下関1例)。

・3類感染症:
腸管出血性大腸菌感染症  1例(山口、1歳、女 O157 VT2+)。
腸チフス 1例(山口、3歳、女、推定感染地域:バングラディシュ)。

定点把握疾患

インフルエンザの報告数は17件増加し68件と増加傾向です。報告があった地域は、多い順に長門、下関、宇部と県西部です。また、報告年齢は1〜14歳とすべて若年層でした。

感染性胃腸炎の報告数は先週とほぼ同程度でしたが、長門地域は警報レベル(定点あたり20以上)と特に注意が必要です。また、長門につづいて萩地域も定点あたり19と比較的多く、県山陰地域からの報告が目立ちます。その他の地域としては周南、山口も注意報レベル(定点あたり12以上)であり比較的多い状態です。

水痘は51件増加し、今年の報告(2010年第1週〜)の中で最多数の件数となりました。地域としては長門、山口が注意報レベル(定点あたり4以上)です。

手足口病はひきつづき例年に比べてかなり多い状態で推移しています。今週は44件増え148件で注意報レベル(定点あたり2以上)となっています。比較的多い地域も岩国、柳井、周南、防府、宇部と広範囲にわたっています。今後の動向に特に注意が必要です。

流行性耳下腺炎の報告数も40件増加し96件と、今年の報告(2010年第1週〜)の中で最多数の件数となりました。地域としては、萩が定点あたり14と警報レベル(定点あたり6以上)の2倍以上となっている状態です。また、山口、宇部、防府も注意報レベル(定点あたり2以上)であり、県中央部で多い傾向がみられます。今後の動向に注意が必要です。

百日咳の報告が宇部から1件ありました。

咽頭結膜炎ヘルパンギーナが萩地域で比較的多い状態です。


定点把握疾患(報告数)
疾患名14週15週16週17週
インフルエンザ22395168
RSウイルス感染症161157
咽頭結膜熱814811
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎60918197
感染性胃腸炎497475479485
水痘1068478129
手足口病4174104148
伝染性紅斑2221
突発性発しん38263732
百日咳1001
ヘルパンギーナ8888
流行性耳下腺炎56845696
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2542
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0001
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎4043
無菌性髄膜炎0101

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名4月
性器クラミジア感染症20
性器ヘルペスウイルス感染症5
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症53
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症25
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。