山口県の感染症週報

平成21年第34週


平成21年(2009年)8月17日〜8月23 日

1、4類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核  31週追加 1例(柳井)、  32週追加 3例(岩国1、山口1、宇部1)、  33週追加 4例(周南1、山口2、宇部1)、  34週 1例(岩国)

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症
3例(周南、O157、VT1+VT2+)(宇部、O157、VT1+) (長門、O157、VT1+)
発生の報告が続いています。

5類感染症:破傷風 32週  1例(防府)

新型インフルエンザ

33週追加 11例(下関1、岩国9、防府1)合計25例
34週 1例(防府)

定点把握疾患

 インフルエンザの報告数は、先週より増加しました。 全ての地域で報告があり、増加しています。 多くが新型インフルエンザと推測されます。

 感染性胃腸炎の報告数は、先週より増加しました。萩でやや多い状態となっています。

 手足口病の報告数は、先週より増加しました。下関でやや多い状態です。

 ヘルパンギーナの報告数は、先週より減少しました。 県全体の合計は減少傾向ですが、萩で多い状態であり、長門・下関・山口でも増加傾向にあります。


定点把握疾患(報告数)
疾患名31週32週33週34週
インフルエンザ29263675
RSウイルス感染症1110
咽頭結膜熱4449
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎66413244
感染性胃腸炎197213122156
水痘35311816
手足口病60523350
伝染性紅斑11846
突発性発しん43533043
百日咳3100
ヘルパンギーナ155162138126
流行性耳下腺炎29261324
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0120
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0001
細菌性髄膜炎0001
マイコプラズマ肺炎2695
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症30
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症53
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症6
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。