山口県の感染症週報

平成21年第32週


平成21年(2009年)8月3日〜8月9 日

1、4、5類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核  30週追加 1例(長門)、  31週追加 1例(山口)、  32週 2例(山口2)

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症  3例(宇部3)O157 VT2+ 1例、0157VT1+VT2+ 2例。
腸管出血性大腸菌感染症の患者が、ここ5週間ほど連続して発生しています。

新型インフルエンザ

31週追加 8例(下関2、岩国4、柳井1、周南1)
32週 20例(下関8、岩国4、柳井3、周南2、山口2、宇部1)

定点把握疾患

 インフルエンザの報告数は、先週より少し減少しました。最も多いのは柳井です。

 手足口病の報告数は、先週より減少しました。萩・下関ではやや多い状態ですが、減少してきています。

 ヘルパンギーナの報告数は、先週より増加しました。7月に流行のピークがあることが多いのですが、 今年は流行の時期がやや遅いようです。下関・周南で増加傾向にあります。

 百日咳は、萩と下関で報告がありました。


定点把握疾患(報告数)
疾患名29週30週31週32週
インフルエンザ7142926
RSウイルス感染症1011
咽頭結膜熱191044
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎127706641
感染性胃腸炎181160197213
水痘47333531
手足口病34286052
伝染性紅斑129118
突発性発しん54414353
百日咳0231
ヘルパンギーナ120107155162
流行性耳下腺炎22342926
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2301
クラミジア肺炎(オウム病を除く)1000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎9526
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症30
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症53
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症6
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。