山口県の感染症週報

平成21年第12週


平成21年(2009年)3月16日〜3月22 日

1、3、4、5類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核 10週追加 3例(周南2、長門1)、 12週 4例(下関1、岩国1、周南1、山口1)

定点把握疾患

 インフルエンザは、報告数が先週より増加しました。 山口ではまだ流行が続いており、萩でもまだ比較的多くみられました。 多くの地域で、いったん減少した後、やや増加している傾向があります。

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、先週よりも減少はしましたが、 山口・岩国で多い状態が続いています。萩・下関も比較的多い状態です。

 感染性胃腸炎の報告数は先週よりも減少しましたが、 萩では増加しており、多い状態です。山口も比較的多い状態でした。

 水痘は、柳井で増加し、比較的多い状態です。山口では減少しました。

 ヘルパンギーナは夏期に多い疾患ですが、長門で比較的多い状態です。


定点把握疾患(報告数)
疾患名9週10週11週12週
インフルエンザ414342364428
RSウイルス感染症17392924
咽頭結膜熱10131510
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎205197220177
感染性胃腸炎447542621492
水痘9310812191
手足口病12404
伝染性紅斑771616
突発性発しん36384835
百日咳0210
ヘルパンギーナ591011
流行性耳下腺炎231210
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1110
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1577
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症25
性器ヘルペスウイルス感染症2
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症58
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症11
薬剤耐性緑膿菌感染症2

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ



前週(第11週)← →次週(第13週)



全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。