山口県の感染症週報

平成20年第50週


平成20年(2008年)12月8日〜12月14 日

 全数把握疾患

1、4類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核 44週に追加 2例(宇部2)、 45週に追加 1例(宇部)、 47週に追加 1例(宇部)、 48週に追加 1例(宇部)、 49週に追加 3例(下関1、防府1、宇部1)、 50週 4例(下関1、周南2、山口1)

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症(O157) 2例(下関1、周南1)

5類感染症:麻しん 49週 1例(山口)27歳、ワクチン接種歴不明。
麻しんは、今年、下関・周南・柳井で報告されていますが、山口では初めてです。

 定点把握疾患

 例年同時期と比べ報告数が多い疾患は、インフルエンザでした。 インフルエンザは、多くの地域で報告数が増加しており、今シーズンまだ報告がない地域は萩のみです。

 地域的に報告数が多い疾患は、RSウイルス感染症(長門)、 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(下関・周南・山口・長門)、 感染性胃腸炎(下関・岩国・周南・山口・萩)でした。

 百日咳は、宇部で1例報告がありました。


定点把握疾患(報告数)
疾患名47週48週49週50週
インフルエンザ3985290432
RSウイルス感染症43364746
咽頭結膜熱12141212
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎11097114159
感染性胃腸炎51776610881090
水痘51586069
手足口病29171014
伝染性紅斑1131
突発性発しん37303334
百日咳1221
ヘルパンギーナ3364
流行性耳下腺炎68114
急性出血性結膜炎0100
流行性角結膜炎4113
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎6030
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症72
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症37
薬剤耐性緑膿菌感染症5

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。