山口県の感染症週報

平成20年第41週


平成20年(2008年)10月6日〜10月12 日

 全数把握疾患

1、3、4、5類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核 39週 1例 追加(下関)、 40週 2例 追加(下関2)、 41週 3例(防府2、萩1)

 定点把握疾患

 例年にくらべ報告数の多い疾患は、RSウイルス感染症(特に下関、宇部)、 手足口病(特に周南、長門)、 ヘルパンギーナ(特に萩)でした。

 RSウイルス感染症は、今年は流行の始まりが早かったのですが、 季節的にも流行しやすい時期にはいり、注意が必要です。 手足口病・ヘルパンギーナは夏期に多い疾患で、全県的にみると流行のピークは 過ぎましたが、地域的にはまだ比較的多くみられるところがあります。

インフルエンザは、宇部で一件報告がありました。


定点把握疾患(報告数)
疾患名38週39週40週41週
インフルエンザ0011
RSウイルス感染症48643856
咽頭結膜熱45103
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎47536151
感染性胃腸炎171156159230
水痘23131811
手足口病63636166
伝染性紅斑1030
突発性発しん51513844
百日咳0110
ヘルパンギーナ23323024
流行性耳下腺炎1412167
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4111
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2334
無菌性髄膜炎0010

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名9月
性器クラミジア感染症25
性器ヘルペスウイルス感染症10
尖圭コンジローマ4
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症75
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症11
薬剤耐性緑膿菌感染症2

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。