感染症発生動向

山口県の感染症週報

平成20年第28週

平成20年(2008年)7月7日～7月13 日

　全数把握疾患

1、3、4類感染症：報告はありませんでした。

2類感染症：結核 27週に追加 2例（岩国2）、 28週 4例（下関2、山口1、長門1）

5類感染症：後天性免疫不全症候群 1例（宇部）

　定点把握疾患

　例年にくらべ報告数の多い疾患は、 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎（特に岩国・周南・山口・萩）、水痘（特に岩国・長門）でした。

　全県的な報告数はそれほど多くないが、地域的に多い疾患は、 咽頭結膜熱（山口）、手足口病（下関・萩）、ヘルパンギーナ（柳井・長門）でした。 百日咳は下関・周南・萩で報告がありました。

定点把握疾患（報告数）
疾患名	25週	26週	27週	28週
インフルエンザ	0	0	0	0
RSウイルス感染症	2	0	2	0
咽頭結膜熱	49	27	31	23
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	151	142	179	127
感染性胃腸炎	268	237	240	205
水痘	111	128	83	106
手足口病	125	136	123	182
伝染性紅斑	5	6	1	5
突発性発しん	47	55	59	46
百日咳	6	1	2	3
ヘルパンギーナ	135	134	116	119
流行性耳下腺炎	19	18	11	20
急性出血性結膜炎	0	1	0	0
流行性角結膜炎	11	18	5	8
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	3	0	1	5
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	6月
性器クラミジア感染症	24
性器ヘルペスウイルス感染症	8
尖圭コンジローマ	3
淋菌感染症	13
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	66
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	25
薬剤耐性緑膿菌感染症	1

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。