感染症情報センター
 HOME >>生物学部 >>山口県感染症情報センター >>感染症発生動向 >>感染症週報 >> H18年第28週
感染症情報センター TOP
概要
感染症発生動向
感染症発生動向調査
 
  山口県の感染症週報(平成18年第28週)

平成18年(2006年)7月10日〜7月16 日

○全数把握疾患

  • 1,2,5類感染症:報告はありませんでした。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 1例(山口:O111 VT1(+))
  • 4類感染症:レジオネラ症 1例(宇部)、E型肝炎 1例(萩)、A型肝炎 1例(防府:第25週)

○定点把握疾患

  • インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、伝染性紅斑、流行性耳下腺炎が、例年より多い報告数でした。
  • 咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告が増加しました。
    全国的にみると、現在、減少してきてはいますが、両疾患とも例年よりかなり多い状態が続いています。今後の動向に注意が必要です。
  • インフルエンザの報告が下関で20例と増加しました(迅速診断キットB型陽性。防府の1例はA型陽性)。
    インフルエンザも全国的に、例年よりかなり多い状態が続いています(特に、沖縄・東北)。今後の動向に注意が必要です。
  • 先週に比べ、感染性胃腸炎の報告が減少しましたが、依然多い報告数でした。
    夏季は細菌性の食中毒も発生しやすくなりますので、注意が必要です。食中毒の予防についてはこちらをご覧ください。→山口県 食の安心総合情報ホームページ
定点把握疾患(報告数)
疾患名25週26週27週28週
インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザを除く)04221
RSウイルス感染症3520
咽頭結膜熱30202638
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎89566187
感染性胃腸炎276292354261
水痘84897454
手足口病10171023
伝染性紅斑18181132
突発性発しん40495345
百日咳0000
風しん0000
ヘルパンギーナ187263274256
麻しん(成人麻しんを除く)0000
流行性耳下腺炎1141009698
急性出血性結膜炎0010
流行性角結膜炎117133
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎3432
成人麻しん0000
無菌性髄膜炎0100

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症34
性器ヘルペスウイルス感染症11
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症13
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症80
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症20
薬剤耐性緑膿菌感染症1

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ



前週(第27週)← →次週(第29週)



全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。