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概要
感染症発生動向
感染症発生動向調査
 
  山口県の感染症週報(平成18年第16週)

平成18年(2006年)4月17日〜4月23 日

○全数把握疾患

  • 1,2,4類感染症:報告はありませんでした。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 1例(宇部 O157 VT1,2(+))
  • 5類感染症:梅毒 1例(萩)

○定点把握疾患

  • 引き続きA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎が、例年より多い報告数でした。
  • 流行性耳下腺炎は、先週に比べ増加し、多い報告数が続いています。特に、下関・岩国・萩地域で多い報告数でした。
    今後、夏季に向かって流行性耳下腺炎の発生は継続していくものと予想されますので、その発生動向には注意が必要です。
  • インフルエンザが岩国・柳井地域で増加しました。
  • 全国的には、咽頭結膜熱も過去5年間と比較してかなり多い状態にあります。本県でも、咽頭結膜熱やアデノウイルス急性咽頭扁桃炎(小児科定点からの法以外の届出報告)が増加しています。注意が必要です。
定点把握疾患(報告数)
疾患名13週14週15週16週
インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザを除く)916623
RSウイルス感染症12131811
咽頭結膜熱11111627
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎142114123132
感染性胃腸炎527444428359
水痘15112312896
手足口病2175
伝染性紅斑13121717
突発性発しん47395647
百日咳0000
風しん0000
ヘルパンギーナ15131214
麻しん(成人麻しんを除く)0000
流行性耳下腺炎162220121150
急性出血性結膜炎2101
流行性角結膜炎10453
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1315
成人麻しん0000
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名3月
性器クラミジア感染症26
性器ヘルペスウイルス感染症10
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症11
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症16
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症52
薬剤耐性緑膿菌感染症1

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。