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山口県の感染症週報(平成16年第18週)

平成16年(2004年)4月26日〜5月2日

○全数把握疾患

  • 報告はありませんでした。

○定点把握疾患

  • 感染性胃腸炎は、第9週から減少し続けていましたが、第18週は増加し、例年より多い*1報告数でした。
  • 咽頭結膜熱、流行性耳下腺炎も先週に引き続き、例年より多い*1報告数でした。      
  • 全国的には、風疹が例年と比較してかなり多いようです。また、伝染性紅斑第9週から緩やかに増加しているほか、手足口病、ヘルパンギーナが微増しているようです。
*1 「例年より多い」とは、過去5年間(H11〜H15)の前週・当該週・後週、計15週の平均+1標準偏差よりも多いことを意味します。

定点把握疾患(最近4週間の報告数、カッコ内は定点あたり報告数)
疾患名 今週 第17週 第16週 第15週 備考
インフルエンザ
(高病原性鳥インフルエンザを除く)
48(0.69) 74(1.06) 44(0.63) 65(0.939
RSウイルス感染症 1(0.02) 1(0.02) 0(0.00) 0(0.00)
咽頭結膜熱 29(0.59) 33(0.67) 18(0.37) 19(0.39)
A群レンサ球菌咽頭炎 65(1.33) 91(1.86) 58(1.18) 81(1.65)
感染性胃腸炎 505(10.31) 479(9.78) 499(10.18) 519(10.59)
水痘 80(1.63) 80(1.63) 118(2.40) 106(2.16)
手足口病 1(0.02) 0(0.00) 3(0.06) 1(0.02)
伝染性紅斑 4(0.08) 1(0.02) 6(0.12) 5(0.10)
突発性発しん 45(0.92) 52(1.06) 46(0.94) 48(0.98)
百日咳 0(0.00) 2(0.04) 1(0.02) 0(0.00)
風しん 0(0.00) 2(0.04) 1(0.02) 1(0.02)
ヘルパンギーナ 27(0.55) 17(0.35) 5(0.10) 1(0.02)
麻しん
(成人麻しんを除く)
3(0.06) 0(0.00) 0(0.00) 1(0.02)
流行性耳下腺炎 110(2.24) 93(1.90) 91(1.86) 95(1.94)
急性出血性結膜炎 0(0.00) 0(0.00) 0(0.00) 1(0.11)
流行性角結膜炎 8(0.89) 4(0.44) 8(0.80) 10(1.11)
クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0(0.00) 0(0.00) 0(0.00) 0(0.00)
細菌性髄膜炎 0(0.00) 0(0.00) 0(0.00) 0(0.00)
マイコプラズマ肺炎 1(0.11) 3(0.33) 1(0.11) 1(0.11)
成人麻しん 0(0.00) 0(0.00) 0(0.00) 0(0.00)
無菌性髄膜炎 0(0.00) 0(0.00) 0(0.00) 0(0.00)
月単位報告疾患名 3月 以下の疾患は月ごとの報告数
性器クラミジア感染症 37(3.08)
性器ヘルペスウイルス感染症 5(0.42)
尖圭コンジローマ 2(0.17)
淋菌感染症 12(1.00)
ペニシリン耐性
肺炎球菌感染症
37(4.11)
メチシリン耐性
黄色ブドウ球菌感染症
98(10.89)
薬剤耐性緑膿菌感染症 1(0.11)

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。

環保研 山口県環境保健研究センター