山口県環境保健研究センター
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花粉飛散状況

 当センター屋上(山口県山口市葵)で、花粉症の原因となるスギ・ヒノキ花粉の飛散状況調査を行い、その動向に関する情報を収集しています。


 ■ 試験方法 
Durhamの標準型花粉捕集器

 76×26ミリのスライドグラスの表面に白色ワセリンを薄く塗布したものを、Durhamの標準型花粉捕集器のスライド設置台 の上に固定する。24時間放置し、染色後(染色液:Phobus Blackly液)、光学顕微鏡を用いて花粉の同定、計数を行う。鏡検面積は、 18×18ミリの3.24cm2のカバーグラスを使用し、1cm2あたりの数に換算する。

 ■ 平成17年(2005年)の測定結果 
  飛散
開始日
飛散
終息日
飛散
期間

飛散数
(/cm2
1日
平均飛散数
(/cm2
飛散
ピーク日
1日
最大飛散数
(/cm2
スギ 2/17 4/11 54日 4039.2 73.4 3/11 1079.6
ヒノキ 3/31 4/21 22日 2135.5 97.1 4/6 347.5

・総飛散数:飛散期間中に観測された花粉の合計数を 個/cm2で表したもの 
・飛散開始日:調査期間中に初めて連続2日以上 1個/cm2以上の花粉が観測された初日
・飛散終息日:観測される花粉が、連続して3日間 0/cm2が続いた最初の日の前日
・飛散期間:飛散開始日から飛散終息日までの期間

 ■ 平成18年(2006年)の飛散状況 
 <2月>
 
 
スギ
ヒノキ
←← スギ・ヒノキともに0.0
0.9
0.0
1.2
0.0
1.2
0.0
0.9
0.0
1.9
0.0
 
スギ
ヒノキ
2.2
0.0
0.3
0.0
0.3
0.0
0.6
0.0
10
0.3
0.0
11・12
← 5.9 →
← 0.0 →
 
スギ
ヒノキ
13
2.2
0.0
14
1.2
0.0
15
37.0
0.0
16
53.4
0.0
17
17.0
0.0
18
27.2
0.0
19
5.6
0.0
 
スギ
ヒノキ
20
5.9
0.0
21
115.7
0.0
22
191.4
0.0
23
102.5
0.0
24
207.7
0.3
25
133.3
0.0
26
97.5
0.0
 
スギ
ヒノキ
27
93.8
0.0
28
22.2
0.0
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 <3月>
 
 
スギ
ヒノキ
 
 
 
 
 
 
116.4
0.0
73.1
0.0
4.0
0.0
61.7
0.0
84.9
0.0
 
スギ
ヒノキ
7.7
0.0
131.2
0.3
134.3
0.3
58.3
0.0
10
57.7
0.0
11
53.4
0.0
12
105.6
0.0
 
スギ
ヒノキ
13
2.8
0.0
14
4.3
0.0
15
1.2
0.6
16
1.5
0.9
17
2.5
0.3
18
4.6
1.2
19
0.6
0.0
 
スギ
ヒノキ
20
0.3
0.3
21
2.5
4.9
22
0.9
10.2
23
0.3
18.2
24
0.0
6.8
25
0.3
58.0
26
0.0
46.9
 
スギ
ヒノキ
27
1.5
84.9
28
1.2
93.8
29
0.6
53.1
30
0.3
3.1
31
0.0
7.7
 
 
 <4月>
 
 
スギ
ヒノキ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0.0
57.7
0.0
93.8
 
スギ
ヒノキ
0.0
95.7
0.0
40.1
0.0
6.8
0.0
10.8
0.0
13.0
0.0
28.0
0.0
10.2
 
スギ
ヒノキ
10
0.0
4.9
11
0.0
5.6
12
0.0
3.1
13
0.0
22.2
14
0.0
2.5
15
0.0
0.9
16
0.0
0.9
 
スギ
ヒノキ
17
0.0
1.2
18
0.0
4.9
19
0.0
5.2
20
0.0
0.3
21
0.0
0.3
22
0.0
0.3
23
0.0
0.3
 
スギ
ヒノキ
24
0.0
0.0
25
0.0
0.0
26
0.0
0.0
27
0.0
0.0
28
 
 
29
 
 
30
 
 

  1〜9個/cm2 :少ない
  10〜29個/cm2 :やや多い
  30〜49個/cm2 :多い
  50個以上/cm2 :非常に多い
 

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